Q1.教員を目指したきっかけを教えてください。
小学生の頃に、尊敬する教師と出会ったからです。その先生とは小学校5年生で出会いました。私は元々、内気で人前にでることに自信をもてない子供でしたが、その先生が私のことを信頼し励ましてくださったおかげで、人前に出ることに自信をもつことができました。また、どんなことでも親身に相談に乗ってくれる先生で、いつでも私の味方になってくれました。私も、将来そのような大人になりたいと思い、教師を目指しました。
Q2.教員の魅力は何だと思いますか。
子供の成長する瞬間を、間近に見られることです。今までできなかったことができるようになったり、みんなで協力して一つのことを成し遂げたりしたとき、子供たちはとても素敵な笑顔になります。その笑顔を見ることができるのが、教師の最大の魅力だと思います。子供の「できた!」と思う瞬間をたくさん引き出すために、教師にできることは何かを考え、日々指導に当たっています。
Q3.教員をやっていく上で大切にしていることは何ですか。
授業の面白さと健康です。子供が学校生活を送る時間の中で、授業の時間が大部分を占めます。その授業が面白くないと、子供は学校を楽しいと思わないと私は考えます。子供たちが「面白い!楽しい!」と思える授業を多くできるよう、日々教材研究に励んでいます。また、学校で一日働くと、体力がかなり消耗されます。しかし、子供たちにとって担任は自分一人だけです。そのため、体調管理には気を遣っています。
Q4.教員を目指す後輩にアドバイスをお願いします。
大学生のうちに色々な経験をするといいと思います。旅行に行ったりサークル活動に打ち込んだりと、多くの経験を積むと、子供たちにたくさん経験したことを話すことができます。「この先生おもしろいな」と少しでも思ってもらえるように、今できることをたくさんしてください。先生になれるか不安でも大丈夫です。子供たちが私たちを先生にしてくれます。これからも頑張ってください。
Q1.教員を目指したきっかけを教えてください。
私は、両親が教員であることから、小さい頃から教員になりたいと思っていました。テストや宿題の丸つけをしたり、教壇に立ったりすることに漠然と憧れていました。実際に教員になってみて、やっぱり教員になってよかったと思っています。どうすれば子供たちにとって価値ある時間を生み出せるか、授業構想をしたり教材研究をしたりする時間を、とても楽しく思っています。
Q2.教員の魅力は何だと思いますか。
教員の魅力は、子供と一緒に自分自身も成長していけることだと思います。子供の様子は毎日変化します。私たち教員も子供に合わせて変化していかなければなりません。現状に満足せず、これからもずっと変化に対応していく必要があります。子供と一緒に自分自身も、教員として社会の大人として成長していける仕事というのは、この上なくやりがいのあることだと思います。
Q3.教員をやっていく上で大切にしていることは何ですか。
私が大切にしていることは、一生懸命やることです。私はどんなことにも一生懸命な人ってかっこいいと思います。上手くいかなくても、見栄えが悪くても、一生懸命に目的に向かう姿勢は美しいです。子どもたちにも、そんな一生懸命な人になってもらいたいので、前に立つ私がどんなことにも一生懸命頑張るようにしています。そして、一生懸命頑張る子供たちを、私は一生懸命応援します。
Q4.教員を目指す後輩にアドバイスをお願いします。
教員になってしばらくは、大学で学んだことは教育の現場ではあまり役に立たないと思っていました。現場で実際に子供と向き合う経験が、自分にとってそれまでとは桁違いの学びであったからです。しかし、現場での経験と大学での学びを結び付け、大学での学びに価値を見出すのは、自分の考え方次第だと気づきました。教員を目指すみなさんがそれぞれの方法で一生懸命頑張り、現場で一生懸命ともに働けることを楽しみにしています。
Q1.教員を目指したきっかけを教えてください。
自分が小学生の時に、学校に行くのが毎日楽しく、「大人になったらこの場所に戻ってきたい」という思いをもったことがきっかけです。先生たちが子供の前でも、職員室でも生き生きしている姿を見て「自分も先生になりたい」と憧れていました。その思いをもち続けることができ、先生になったら、子供たちと一緒にたくさん挑戦したい! 出来ることをたくさん増やせる教員になりたい! と具体的な目標に変わっていきました。
Q2.教員の魅力は何だと思いますか。
教員の魅力は、頑張った成果が目の前の子供たちの姿に現れることだと思います。自分の指導したことや思いを伝えたことで子供たちが成長する姿を見た時の嬉しさは言葉では表せません。子供たちと一緒に勉強したり、身体を動かしたり、給食を食べたりする中で、毎日必ず変化があります。その変化を楽しみながら、充実して過ごすことができます。
Q3.教員をやっていく上で大切にしていることは何ですか。
「ありがとう」「ごめんなさい」などそのときに感じた思いを素直に子供たちに伝えることです。子供たちには感謝の気持ちをもったら「ありがとう」、自分が間違えたり悪いことをしたら素直に「ごめんなさい」と言える大人になってほしいと思っています。そうすれば、周りの人から愛される人になるからです。だからこそ、子供の前に立つ私自身が「ありがとう」「ごめんなさい」を正直に言える人物でいたいと思い心がけています。また、日々の授業を分かりやすく・面白くできるように毎日少しずつ工夫や努力することを大切にしています。
Q4.教員を目指す後輩にアドバイスをお願いします。
教師は、自分の生き方が子供たちに伝わっていく仕事です。だからこそ、自分が自分らしく、楽しく、生き生きと過ごすことが何よりも大切だと思います。子供たちは大人の生き方をよく見ています。悩んだこと、頑張ったこと全てが生き方に繋がります。今を全力で生きてください。
Q1.教員を目指したきっかけを教えてください。
小中学校と先生に恵まれ、勉強も楽しくできていたので、教員に元々憧れがありました。しかし高校3年生の夏に、教育学部への進路を悩んだ時期がありました。ちょうどその時に進路指導の先生に声を掛けてもらい、自分の決断に自信をもつことができました。勉強を楽しく教えるだけでなく、このように誰かの人生に関わることで、その人の人生が少しでも良くなるように働きかけられる先生になりたいと思い、改めて教員を目指すきっかけになりました。
Q2.教員の魅力は何だと思いますか。
これからAI化が急激に進む中で、教員はこの時代に価値を生み出せる職業だと思います。従来の、先生が教えてくれる分かりやすく楽しい授業は、昨今はオンライン教材などに取って代わられています。それ以上に、これからの時代を生きる子供たちにとって必要な非認知能力や、いわゆる「生きる力」を育てることができるのが教員であり、価値のある、魅力ある仕事だと思っています。
Q3.教員をやっていく上で大切にしていることは何ですか。
「教育は農業である」と言われるように、目の前の子供が自分の働き掛けですぐに良くなる、大きく成長するということはあまりないと思います。むしろ、数ヶ月後、数年後やその子が大人になった時に、思い出してもらえたらいいな、くらいの気持ちでいます。ただ、いつ咲くか分からないその種をいつも撒き続けることが、大切だと感じています。
Q4.教員を目指す後輩にアドバイスをお願いします。
まずもって、この時代に「先生になりたい」という志をもった皆さんは、本当に貴重です。先生になりたい気持ちが少しでもあるならば、ぜひ一緒に教員として働きましょう。私は大学時代にあまり本を読まなかったのですが、教員になってから、教育に関する実践や研究の本を1年間で30冊以上も読みました。まずは等身大の自分が先生になることで、得られる学びがあるかと思います。学芸大の先に様々な進路があり迷う人もいるかもしれませんが、教員という選択肢をぜひ考えてみてください。
Q1.教員を目指したきっかけを教えてください。
高校時代に、本の中で「最高の教師は子どもの心に火をつける」という言葉に出会ったのがきっかけです。当時、受験を意識した勉強を重ねていて、何のための勉強なのか疑問に感じていました。そのようなときに、本来学習は、自ら好奇心や意欲をもってするものだということに気づかされ、そのような環境を作ることのできる教員になりたいと考えました。
Q2.教員の魅力は何だと思いますか。
目の前の子供のために、自分なりの工夫ができるところが魅力だと思います。伝えたいこと、知ってほしいことを、どのような授業展開にしたら、子供たちが自分の力で気づくことができるかなど、試行錯誤しています。成功も失敗もありますが、工夫した結果が子供たちの表情や反応に、直接表れます。「分かった」「私、天才かも」「もう1回やりたい」といった声が聞こえてくるとうれしくなります。
Q3.教員をやっていく上で大切にしていることは何ですか。
日々成長するために書籍などで勉強することと、毎日クラスの全員と関われるようにすることです。まだ2年目を終えるところですが、今後仕事に慣れてきても、この2つを忘れないようにしたいと思います。
Q4.教員を目指す後輩にアドバイスをお願いします。
教員は大変な仕事だと言われていますが、教員でしか味わえないであろう喜びがたくさんあります。今、目指しているならば、ぜひ教員になってください。社会人を経験してから教員という道もありますが、若いうちに教師として勉強するメリットも大きいと思います。若さが経験不足を補う武器になっていると感じます。いつか学校現場でお会いし、一緒に働けるのを楽しみにしています。
Q1.教員を目指したきっかけを教えてください。
小学生の頃、人間関係で悩んだとき話を聞いてくれた先生、一緒に遊びや行事に全力で取り組んでくれた先生、新しい一歩を踏み出すきっかけをくれた先生。日々成長していく中で苦しいとき、楽しいときに共感してくれたたくさんの先生方に感謝しています。そして、私自身も子供たちが成長する一瞬一瞬に寄り添い、一緒に喜び悩み、後に「あのときは頑張ったね」と笑い合える先生になりたいと思いました。
Q2.教員の魅力は何だと思いますか。
何よりも、「毎日子供たちの笑顔を見られること」です。生徒指導に事務作業や授業準備、子供たちにどんな言葉をかけるかなど、何に対しても悩みは尽きません。しかし、子供たちは、毎日新しいことや苦手なことにもチャレンジし、前向きに頑張っています。一生懸命に取り組んだ後の達成感にあふれた表情、時にはふざけて声を出して笑っている瞬間。その一瞬一瞬を全力で取り組む姿を応援したくなり、悩みながらも明日も頑張ろうと背中を押してくれます。
Q3.教員をやっていく上で大切にしていることは何ですか。
今年度は、学級担任から外国語専科という立場に変わり、子供たちが英語を楽しいと思えるような授業にしたいと思いながら指導してきました。特に、支援を必要としたり、英語が苦手だったりする子供たちでもやってみようかな、と思えるような授業作りを大事にしています。そのために、自分自身が学び、日々試行錯誤しながら目の前の子供たちに合わせて工夫できるように取り組んでいます。
Q4.教員を目指す後輩にアドバイスをお願いします。
子供たちの身近な大人の1人として、生活や勉強・社会をどのように考え、何に悩んでいるのかを伝えられるのは、教員の良い所だと思います。皆さんが経験したことは何一つ無駄にはなりません。面白そうと思ったことにはどんどんチャレンジして、たくさんの人や物と出会い、思いっきり楽しみ、大事にしたいことを見つけて下さい。応援しています。
Q1.教員を目指したきっかけを教えてください。
私は小学校6年生の時に小学校の教員になりたいという夢をもちました。その理由は6年生の時の担任の先生です。毎回の授業が楽しく,児童全員に公平に指導していました。とてもかっこいい存在で,私もこんな風になりたいと思いました。その後もたくさんの先生に出会い,たくさんのことを教えていただき,教員という職業のやりがいを感じ,私も教員になろうと思いました。
Q2.教員の魅力は何だと思いますか。
教員は,これからの社会を支える子供たちを育てていく重要な仕事だと思います。私たち教員がこれからの日本を創造していくといっても過言ではないと思います。それだけやりがいのある仕事はほかにありません。また,子供たちの成長を間近で見れることは教員の醍醐味だと思います。学んだことを活かして活躍している姿やできなかったことができるようになった子供の姿を見た時は本当に嬉しいです。
Q3.教員をやっていく上で大切にしていることは何ですか。
常に学び続けることです。 変化の激しい現在の社会において,学校教育も日々変わり続けています。毎日学び続ける気持ちと子供たちや保護者,地域の方々,教員の皆さんなど,関わる全ての人たちから学ぶ謙虚さを大切にしています。
Q4.教員を目指す後輩にアドバイスをお願いします。
色々な経験を大学生の時にしておくと良いと思います。部活やサークル,バイト,旅行などを通してたくさんの人と関わり,視野を広めて自分の人間性を高めていくことが大事だと思います。小学校だと担任の先生はほとんどの時間をクラスの児童と過ごします。先生の影響力の大きさはとても大きいです。だからこそ,魅力的な人間,かっこいい大人でありたいものです。
Q1.教員を目指したきっかけを教えてください。
子供の頃から自然の中で遊んだり、科学館に行き、理科に関する多くの現象に触れたりする中で、理科に興味をもつようになりました。中学、高校で理科を学んだときに、私の素朴な疑問に対して、時には一緒に実験をしながら、答えてくれる先生の姿に憧れをもち、自分も理科の面白さを伝えられるような教員を目指したいと思いました。
Q2.教員の魅力は何だと思いますか。
生徒の成長を応援しつつ、生徒から刺激を受けて自分も成長できる点だと思います。生徒が様々な目標に向かって努力する姿をみると、「生徒のために自分ができることはなんだろうか」と日々考えさせられます。時には自分の未熟さを後悔したり、これでよかったのかと不安になることもありますが、そんな時こそ、自分も努力しなければと思い行動するなかで、成長することができているのではないかと思います。永遠に完成しない仕事だと感じています。
Q3.教員をやっていく上で大切にしていることは何ですか。
日々新しい知識を吸収し、学び続ける気持ちを大切にしています。授業で悩んだ時には、全国で教員をしている大学時代の仲間と情報交換をすることもあります。教員の仕事は、同じ単元の授業をしたり、同じ行事の運営をしたりすることがあります。生徒にとっては一回きりの授業、行事であるため、自分自身が現状に満足することなく、よりよくなるように、さまざまなチャレンジをしていくように心がけています。
Q4.教員を目指す後輩にアドバイスをお願いします。
まずは、自分が教える教科の魅力を、自信をもって伝えられるように、知識や経験を積んでほしいと思います。また、教科を教えるだけでなく、たくさんの人生経験をして人間的な魅力を高めてほしいと思います。私は大学で素敵な仲間と出会い、サークル活動や学科で参加した文化祭などを通して、かけがえのない経験をすることができました。そこから、学んだたくさんのことが今の自分を支えてくれていると思います。学生生活を充実させてください。
Q1.教員を目指したきっかけを教えてください。
小さい頃から絵を描くことが好きで、将来は美術に関する仕事に就きたいと思っていました。より専門的に美術を学びたいと思い、B類美術科に入りましたが、学校ボランティアで小学生と関わったり、教育実習で美術が苦手な子に出会ったりする中で、小学校での経験がその後に影響を与えることに気付きました。そこで、図工専科となり、子供たちが表現することの楽しさを味わえるような授業で、豊かな心の育成に関わりたいと思いました。
Q2.教員の魅力は何だと思いますか。
私は、教員はクリエイティブな職業だなと思います。指導書や参考になる実践はありますが、目の前の児童に合うスタイルは何か、見付けていくことが大切になります。反省することも多いですが、自分の考えた授業で楽しそうな姿を見たり、予想外のアイデアに出会ったりすると嬉しい気持ちになります。それぞれが持つ可能性を近くで感じ、その芽を伸ばせるよう関わることができるのは魅力であり、私の学び続ける原動力にもなっています。
Q3.教員をやっていく上で大切にしていることは何ですか。
私は、児童の考えを聞く姿勢を持つということを大切にしています。授業は、教師と児童の両者があって成り立つものです。学年やクラスにいろいろな児童がいる中で、その実態に合わせた授業づくりはとても大切なことだと感じています。私は、何かあったときも一方的に指導するのではなく、まずは「どうしたの?」と聞くようにしています。その行動の理由を知ることで児童理解を深め、授業改善につなげています。
Q4.教員を目指す後輩にアドバイスをお願いします。
教育に関する知識や経験を積むのも良いですが、それ以外で自分が夢中になれるものを見付けておくことも大切だと思います。「やってみたい!」と思うことは、ぜひ今のうちに挑戦してください。私は大学生の時に日本画の美しさに心を惹かれ、日本画研究室に入りました。教員生活に少しずつ慣れてきた今、また日本画の制作に取り組み始めています。私は、自分の時間も大切にすることで、現場でも良いパフォーマンスができると思います。
Q1.教員を目指したきっかけを教えてください。
これからの世界では、よりよい変化を自分で考えることが必要で、そのためには、人を育てる必要があると考えたからです。家庭科を選択したのは、生活の問題を具体的に考えながらも、自分で考える自由があるからです。技能だけでなく、計画性や発想力、グループワーク力を育成したいという思いにぴったりでした。
Q2.教員の魅力は何だと思いますか。
生徒の成長・変化がはっきりと分かることです。教員の指導が生徒の当たり前や、活動のしやすさをつくります。学級のルールや生徒指導に適応した生徒になりますし、授業の流れや活動形態を同じにすると、複雑な活動もできるようになります。できなかったことができるようになり、自立・自律できるようになっていく生徒を見られるのは、教員ならではです。
Q3.教員をやっていく上で大切にしていることは何ですか。
正解は1つじゃないことと、やってあげないことです。技術的な正解は存在しますが、考え方は自由です。生徒は柔軟な発想で、予想外なことをします。どう考えたか、どうしたいか質問して、生徒の発想をよりよい形で表現できるようにサポートすることを大切にしています。
Q4.教員を目指す後輩にアドバイスをお願いします。
教員として技量を高めることも大切ですが、いろいろな体験をすることも非常に役に立ちます。サブカルが好きな生徒、スポーツが好きな生徒、勉強に悩む生徒、人間関係に悩む生徒など豊富な種類がありますから、引き出しが多いと生徒の好みや悩みに対応しやすいです。どこで何が役立つか分かりませんから、「機会があったらやってみる」の精神で挑戦してみましょう。
Q1.教員を目指したきっかけを教えてください。
中学生の時の部活動の顧問の先生が,部活動や授業を私たち生徒と楽しく毎日過ごしている姿を見て,なんとなく中学校の教員っていう職業もいいなと思いました。その後,高校に進学し大学のことを考えていくときに,将来どうしようか考えた際に,中学生のときのことを思い出し,毎日仕事をするなら,楽しく毎日を過ごしたいなと思い,教員を目指しました。
Q2.教員の魅力は何だと思いますか。
一人の子供の成長を感じることが魅力の一つではないかと思います。日々生徒と関わっていく中で,小さな成長でも見られるとうれしくなります。また,体育祭や文化祭などで成長する姿を見ていても楽しいです。そして,卒業した後も,遊びに来てくれた時に成長を感じられることもでき,子供が成長していく姿を見ていけます。まだ,私は経験したことはないのですが,成人式で再開するときは格別なのではないかと思います。
Q3.教員をやっていく上で大切にしていることは何ですか。
まずは,体調を整えることです。常に生徒と全力で向き合えるためにも大切にしています。意外と,生徒たちは小さな体調の変化に気づくので,よく先生のことを見ているんだなあと感心しています。あとは,当たり前のことを当たり前にやるように気を付けています。時間を守るように生徒に言っているのに,自分が守っていないとあまり生徒も聞いてくれないと思うので,なるべく生徒に言うなら自分も気を付けようと心掛けています。
Q4.教員を目指す後輩にアドバイスをお願いします。
教員という仕事に対してどのような印象を持っているかはわかりませんが,とても大変な仕事です。ですが,大変なことが帳消しされるぐらいとてもやりがいのある仕事です。つらいことや大変なことも多々ありますが,結局思い出すことは楽しかった日々です。ぜひ,教員を目指して頑張ってください。どこかで一緒に仕事ができることを楽しみにしています。
Q1.教員を目指したきっかけを教えてください。
進路を決めたのは高校生のときです。「好きなことを仕事にしたい」「自分の“好き”ってなんだろう・・・」と考え、『子供が好き』『健康に興味がある』ことなどを挙げて悩んでいたところ、姉に提案されたのが養護教諭という仕事でした。自分の選択肢に無かった仕事でしたが、調べてみると、子供たちの健康を心と体の両面から支えることができる魅力的な仕事だと知り、目指し始めました。
Q2.教員の魅力は何だと思いますか。
養護教諭の魅力は、子供たちの体や体験を生かした健康教育ができることです。健康指導で取り上げたことを子供たちが実践して体調が改善する実感が得られたり、手当ての根拠を伝えることでセルフメディケーションの力を養ったり、将来自立していく子供たちを長い目で見て支えている実感がもてます。そして何より、毎日子供たちの一生懸命な姿や成長をそばで見守ることができ、仕事へのエネルギーが湧きます。
Q3.教員をやっていく上で大切にしていることは何ですか。
日頃のコミュニケーションです。養護教諭は一人職ですが、一人でできることには限りがあります。学校内外の方々との連携や協力があって子供たちの健康を支えることができるため大切にしています。お互いにいつでも助け合える関係を構築するためにも重要です。また、子供たちに対しては、それぞれ様々な家庭環境など背景があることを念頭に置き、一人ひとりに寄り添った支援ができるよう心掛けています。
Q4.教員を目指す後輩にアドバイスをお願いします。
養護教諭は、子供たちの成長を一緒に楽しみ喜べる先生たちと仕事ができる、やりがいのある仕事です。関わっていく子供たちは一人ひとり違った環境で育ち、それぞれ違った受け取り方、考え方、表現の仕方をします。子供たちから求められる対応も多様です。ぜひ、たくさんの人の考えや価値観に触れ、自分の固定観念にとらわれず、多面的に物事を考える習慣をつけ、進路選択に活かしてください。
私は現在、東京国立近代美術館工芸館で教育普及を担当する学芸員として働いています。この仕事をめざすきっかけとなったのは、大学2年生の博物館学の授業の中で紹介され、その後大学3年生より4年間参加した、世田谷美術館でのインターンシップ活動です。
世田谷区では小学4年生になると必ず世田谷美術館へ来館します。これは区の政策として美術館が開館した当初から行われており、美術鑑賞教室と呼ばれています。インターンに参加した学芸大の学生たちは、鑑賞教室で来館するこどもたちが、より美術館での鑑賞を楽しめるような事前授業を考え、希望のあった小学校へ授業に行きます。この授業の根幹となるのはインターン生の感動や心の動きです。自分が心を動かされた作品をじっくり鑑賞し、様々な専攻から来ているインターン生同士、意見交換や対話を通して作品を分析し、感じ・考え、時間をかけて丁寧に鑑賞を深めていき、そこから授業案を生み出していきます。このように作品についてじっくり考え、鑑賞することは今でも私の基礎となっています。そして、事前授業を担当したこどもたちが来館する日には可能な範囲で鑑賞教室に参加し、自分の目でこどもたちの鑑賞の様子を実感する機会も多くありました。
また、世田谷美術館には鑑賞リーダーと呼ばれるボランティアがいます。彼らは、こどもたちと一緒に美術館をまわり、こどもたちのつぶやきや感想・感動に耳を傾け、それを受け止めてくれ、美術館の楽しみ方や秘密を教えてくれたりします。世田谷美術館では、その地域に暮らすこどもから大人まで、様々な人が自分なりに美術館を楽しんでいました。これらの経験を通して、美術を介して地域の様々な人がつながる場である美術館で働きたい、と考えるようになり、より専門的に学ぶため学芸大の大学院へ進学しました。
大学院修士2年生には東京都現代美術館でのインターンシップにも参加しました。こちらでは、学校単位で来館したこどもたちと対話を通した作品鑑賞を行ったり、様々なイベントにも関わらせていただき、どのように企画立案を行うのか、現場で学ぶことができました。両館のインターンシップで培った対話型トーク、作品を通したコミュニケーション、美術に対する考え方、企画立案方法などは、就職してからも自分の基礎としてとても役に立っています。
これからの4年間、様々なことにチャレンジし楽しみながら学んでいかれてくださいね。
新入生のみなさん、ご入学おめでとうございます。いよいよ大学生活が始まりますね。これから自分の道を切り開いていくみなさんにとって、少しでも大学生活や進路選択の参考になればと思い、働き始めて感じたことや私が大切にしていることについてお伝えします。
私は現在、教育相談員として小学生〜高校生までのお子さんとその保護者の方、学校の先生方の相談を受け、共に考えるお手伝いをさせていただいています。働きだしてもうすぐ1年が経ちますが、就職してからの日々はとても目まぐるしく、「これでよかったのか」「もう少しできることがあったのではないか」と悩みも尽きません。このような日々の中で私の背中を押し支えてくれているのは、学生の頃に学んだ知識とボランティアや実習などの現場で子どもと関わってきた経験です。私は在学中に児童館でボランティアをしたり、高校の相談室で実習をさせていただいたりしていました。それぞれの現場で児童生徒と話をしたり、遊んだりした経験は、就職した現在において相談にいらっしゃるお子さんたちと向き合い接する上での軸となっています。在学中にこれから目指したい分野に関連する現場を体験しているということは、実際に現場に出たときに大きな自信となります。自分の目で見て体験したことほど心強いものはありません。東京学芸大学の先生・先輩方は様々な分野で活躍されています。その方々のお力を存分にお借りして、気になったことにはどんどん手を出し、足を運んでみてください。
最後に、私が心理援助の仕事に携わる上で大切にしていることをお伝えします。それは、“人を支えるにはまず自分を支えることから。自分を労われるのは自分。”ということです。私がそうだったのですが、人の力になりたい・支えたいと思う一方で、自分を追いつめてしまうことがありました。自分に対して「もっと頑張れ。なんでできないんだ。」ということばかり思ってしまい辛くなってしまいました。しかし、様々な人と出会いお話させていただく中で、自分を労わることの大切さを知りました。「私ってなかなか頑張れてるんじゃない。こんな私も捨てたもんじゃないな。」と思えるようになったことで、辛さが和らぎ息苦しさが無くなっていきました。自分を労わるというのは簡単なようで意外と難しくもあります。これから様々な経験を積みながら、自分を労わることができる人になってください。それがきっと、みなさんがこれから就くであろう仕事やひいては日々生活していく中で出会う他の誰かを支えることに繋がります。
この4年間という貴重な時間が、みなさんにとって実りあるものになることを心より願っています。
私は、児童養護施設で家庭支援専門相談員(ファミリーソーシャルワーカー)として働いています。どちらもあまり聞きなれない言葉かもしれません。児童養護施設というのは、虐待や家庭的な事情などの理由により家庭での生活が難しい状況にある子どもたちが共同生活を送っているところです。職員が交代制で子どもたちと衣食住を共にし、お世話をしています。子どもたちは、施設から学校に通い、帰ってきて宿題をし、外で遊び、ご飯を食べ、時には喧嘩をしたりTVのチャンネル争いをしたりと、普通の家庭と何ら変わらない生活を送っていますが、それぞれが様々な事情を抱えているため、漠然とした不安やこころの傷付きを抱えている子が少なくありません。それなので職員たちは、子どもたちの抱える傷つきや困難さを心理・精神医学・社会福祉など様々な視点から捉え、どのような支援をするべきか考えていきます。そのため様々な立場の方々と連携していくことになるのですが、その中でも特に子どものご家庭と密に繋がり、家族のもとに帰ることが出来そうなケースにおいて、関係者とやり取りしていくのが家庭支援専門相談員の役割です。
私がこの仕事を選んだのは、もともと子どもが好きだったこともありますが、この大学で現代の子どもや家庭を取り巻く課題について幅広く学ぶ中で、子どもたちが自身の可能性を存分に発揮していくためには、人と環境の双方に働きかけ、人と支援を結び付けていくソーシャルワークの働きが大事であると考えるようになったからです。私の仕事で言えば、家族のもとで暮らしたいという子どもの願いがあり、そのためには家庭に働きかける必要があると同時に、一緒に暮らすために必要なサポートを学校や地域の方々、市役所など関係機関にもお願いをしていく必要があります。サポート体制が整い、ご家庭が子どもを受け入れられるようになれば、子どもも自分のことを頑張ろうと思えるようになっていきます。家庭に帰れた子どもが生き生きと新生活を送っている報告を受ける度に、とてもやりがいのある仕事だなと改めて感じています。
この東京学芸大学は、多様な学問の学びがあり色んな価値観に触れられるという意味でとても恵まれた環境であると考えます。学生の皆さんには、ぜひ同期の学生や先輩・後輩と、講義やゼミ・サークルを通じて色んなことを語り合い、自分が本当に大事だと感じることは何かをじっくり考えていって欲しいなと思います。一人のOGとして、皆さんのことを心より応援しています。
●新入生へのメッセージ
ご入学おめでとうございます。早速ですが、皆さんがこの大学・専攻を選んだ理由は何でしょうか。 私がこの大学に来た理由は、①海外の文化や言語を知りたい②スペインに留学したい③教員免許を取りたい、という3点でした。 実際は②は、多文化では第二外国語としてスペイン語を専攻できないのですが、どうしても諦めきれず、大学外で短期留学をしました。 それから、大学外のプログラムを使ってアメリカで日本語教師アシスタントのインターンシップもしました。ただ留学するのではなく、海外で言語プラスアルファの経験を積みたかったからです。同じ言語を使うからこそ、カリキュラムや学校の雰囲気の違いを大きく感じることができました。愉快なホストファミリーやインターン仲間との時間は一生の思い出です。
③については、大学に本当に感謝しています。他大学では留学と免許の両立は難しい専攻も多いです。そんな中で教育専科の学芸大では授業の選択肢が多いため、多少融通がきき、とても助かりました。 他にもサークル、国際寮での留学生との交流など、やりたいことを貫いた大学生活でした。その分たくさん失敗して経験して学ぶことができました。 多文化でよかったと思う点は、やりたいことに向かう仲間や先生がいて、彼らが自分を応援してくれたところです。やりたいことに貪欲に、突っ走ってください。そして周りを応援し、応援され、たくさんエネルギーをもらってください。
●現在の仕事について
私は今、小中学校向けのデジタルドリルメーカーで働いています。入社と共に新しいことを始めたい気持ちと、教育に携わりたいという想いからシステム担当を志望しました。 正直、システムのことは無知でした。配属直後は先輩の話が分からず、留学しているようでした。しかし、意思を強く持って取り組む姿勢が役に立ち、今では後輩の指導もしています。 また、最近は教育の知識を生かす場面もかなり増えました。例えば問い合わせ調査では、先生や児童・生徒の行動から具体的な操作をイメージすることで、早く解決できることがあります。
皆さんがやりたいことが将来の仕事に直結しなくても、強い意思や積極性など仕事に使える能力はいくつもあります。今はやりたいことを諦めず、大学生活を楽しんでください。
私は現在、ヤフー株式会社でエンジニアとして働いています。エンジニアという職業を選択したのは、高校の情報の授業がきっかけだったように思います。
HTML/CSSを使ってWebページを作るという課題に取り組んだ時に、普段何も考えずに閲覧していたWebページがどのようにして作られているのか、どんな原理で動いているのかなどを学び、プログラミングに興味を持つようになりました。
とは言っても、学芸大学に入学した当初から「エンジニアになる」という明確な意思があった訳ではありません。大学生活中の様々な経験や授業、研究活動での学びを通じ、徐々に目指すモノが固まってきたと考えています。
大学在学中で最も大変だったのは、3・4年生の研究活動でした。1・2年生の授業とは違い、自分の決めたテーマに沿って情報を集め、整理し、システムを開発し、実験し、、、卒論提出間際は遅くまで研究室に残ることもしばしばでした(もう少し計画的にできればと反省しています、笑)。
しかし、この研究活動を通じて、システムを開発するという技術力だけでなく、情報を収集し、整理する力や、自分のやりたいこと・していることをわかりやすく説明する力、期限までに成果物を完成させる力など、社会に出てから役立つ力が数えきれないほど身についたと考えています。最後の春休みには2つの学会で発表させていただき、本当にいい経験になりました。
また、研究室のOBさんに紹介していただいたIT企業でインターンをして実務経験を積めたことも、会社に入ってからとても役立ちました。研究活動との両立が大変だった時期もありますが、様々な会社の業務や働き方を知る機会は本当に貴重なので、是非挑戦してみてください。
新入生のみなさん、これから始まる4年間は本当にあっという間に過ぎてしまいます。いま現在、自分の就きたい職業が決まっている方も、そうでない方もいらっしゃると思いますが、4年間の出会いや経験によって、価値観や考え方はどんどん変わっていきます。
時には失敗することや、辛いこともあるかもしれませんが、そういった経験ほど後に活かされていると痛感します。学内でも学外でも積極的にチャレンジして、今しかない経験を積んでみてください。
そしてなにより、学芸大学での4年間を楽しんでください!応援しています。
新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。皆さんへのメッセージを送るにあたり、入学当時の自分のことを思い返してみました。私が入学試験を受けた際の自己推薦文の書き出しは、「私は文筆家になりたい」でした。当時は、「いつかファッション誌でコラムを書けたらいいな」などと漠然と考えていたことを覚えています。
しかし、私がこの憧れをずっと持ち続けていたかといえば、決してそうではありません。大学の4年間で、ずいぶん多くの寄り道をしてきました。今回私が新入生の皆さんにお伝えしたいのは、この寄り道についてのことです。
表現教育コースに入学した皆さんは、おそらく芸術や教育に興味があり、もっと学びたい、そして将来も芸術や教育に関わる職に就きたいという考えを持たれていることと思います。
表現教育コースの講義では、幅広く芸術・教育について学ぶことができます。そこには、自分の興味のあるものはもちろん、もしかすると、興味のない分野もあるかもしれません。しかし、どうか何事にも本気で取り組んでみてください。本気で考えてみてください。一見すると、自分の興味や関心からは外れているように見える分野が、実は密接に関係していたり、あるいはそこから大きな気づきを得られたり…。本気で向き合えばきっと、皆さんの好奇心をくすぐる出会いがあると思います。
私自身、大学でも、学外でも、多くの寄り道をしました。常に目の前にある学びに貪欲に取り組み、新しい発見を繰り返していくうちに、いつしか「文筆家になりたい」という漠然とした憧れは、頭の隅に追いやられていました。ところが、就職活動に際し、自分のやりたいことを改めて考えたときに、「ものを書きたい」という、自分の原点にふと立ち返ったのです。そして、その思いは4年前に漠然と考えていたものよりも遥かに、具体的で深みのあるものでした。たくさんの寄り道が、わたしの憧れに、いつのまにか深みを与えてくれていたのです。その結果、私は現在の勤め先である出版社にご縁をいただくことにつながりました。有難いことに、憧れであったお仕事に就くことができたのです。
どうか新入生の皆さまも、次々と新しいことに興味を持ち、貪欲に学ぶことを積み重ね、良い寄り道をたくさんしてください。きっと、あなたらしい道が開けることと思います。これからはじまる学生生活が、皆さんにとって素敵なものとなりますよう、願っています。
・現在の職を選んだ理由
私がこの職を選ぶことになったきっかけは、大学3年生の11月に参加した合同企業説明会でした。教育実習を経て、教員になるか企業就職をするか悩んでいた時期に参加したその説明会に防衛省が参加しており、興味本位でブースに立ち寄りました。昔からブルーインパルスが大好きで、自衛隊に興味はありましたが、当時、自衛官を含む公務員になることは全く考えていませんでした。しかし、説明を通して「航空自衛隊で、自衛官ではない立場で働くことができる」ということを知り、「私もいつかブルーインパルスの拠点基地で働くことができるかも!」という淡い期待を抱いてしまい、ブースを出るころには公務員試験を受験しようと決めていました。
・在学時の経験や勉強が役立っていること
私の場合、大学時代の勉強が今の仕事に直結することはほとんどありませんが、スポーツや教育に関する勉強、女子ソフトボール部での活動、バイト、遊び等々、大学時代にしたすべての経験が今の生活に役立っていると感じています。
中でも、部活動と教育実習で得た経験は、何にも代え難いものであったと思います。双方を通じて、机上で知識を習得するだけではなく、実践を通して様々な経験をできたことで、優先順位を決めて仕事に取り組むことの重要性を改めて感じ、様々な人がいる組織に参加したり運営したりすることの難しさを知り、また「自分だけでなく、人のために働く」という意識を高めることができたと強く感じます。
・これから4年間が始まる新1年生に向けてのアドバイス
なんでもできる4年間、受動的に日々を過ごすのは少しもったいない気がします。バイトにしてもサークルにしても、どんなことでも良いので、目的をもって過ごすことをおすすめします。やってみたいと思ったことには恐れずに挑戦し、自分が何に興味があるのか知るキッカケを作ることができたら最高です。思ったことが違ったらまたやり直せばいい。やり直す時間は十分に存在しています。
大学生の可能性は無限大です。なんでも自分で決めることができるのが大学生活。存分に勉強して、存分に遊んで、「あのとき〇〇しておけばよかった」という悔いが残らない4年間を送ることができるよう、心から願っています。
現在、幼児・小学生に野球を教えるという野球のスクール活動や、小学校や幼稚園に訪問をするなど野球振興事業に携わる仕事をしています。
私は大学に入る前は教員を目指していました。大学で学んでいく中でもその気持ちは変わりませんでしたが、生涯スポーツコースの授業の中で、学校での教育だけでなく外部からの教育支援という形もあるということを学び、教員以外の道にも興味を持つようになりました。
授業の中で実際に自分たちが「子ども×教育支援×スポーツ」をテーマに小学生に外部からの教育支援を行うといった実習がありました。附属の小学生と学校外で交流するというものでした。子どもの目線になりどうしたら楽しく遊んでくれるか、ただ遊ぶだけでなく頭も使ってほしいなど仲間と話し合いながら遊びを考えました。授業を通して、子どもたちと遊びフィードバックをし、遊びを工夫してまた子どもと遊ぶという過程にやりがいを感じるようになり、「子ども×教育支援×スポーツ」といった仕事がしたいとより一層感じるようになりました。
今の仕事は「野球×幼児・小学生」という野球振興事業の仕事ですが、子どものことを考えて様々な工夫するということは変わらないところで今の仕事にもとてもやりがいを感じていますし、大学で学んだことが活かされていると実感しています。
これから皆さんは4年間を通してこの生涯スポーツコースで多くのことを学ぶことと思います。私は4年間を通して、授業で学んだこと以外にたくさんの人と交流することの大切さも学びました。学芸大の学生は全国各地から学びにきているので、自分の知らないことを学ぶ機会が多いです。同じ学科の仲間はもちろん、違う学科の人や先生、先輩と交流することでたくさんの発見があります。そういった機会も大学生ならではのことだと思うので、様々な人と関わる機会を自分から積極的につくってほしいと思います。
これから4年間楽しいことや大変なことがあると思いますが、たくさんのことを学び、有意義な大学生活を送ってください。